プロジェクトプロパティを設定する

プロジェクトプロパティを使用して、プロジェクト全体に関する情報を設定できます。

大半のプロジェクトプロパティでは、現在のアプリケーション設定がデフォルトとして使用されていますが、このデフォルトの設定は個々のプロジェクトごとに変更できます。

 

プロジェクトプロパティを設定するには

  1. ファイル メニューの プロジェクトプロパティ をクリックします。

プロジェクトプロパティ ダイアログボックスが表示されます。

  1. プロジェクトのタイトルと説明を編集するには、一般 タブ をクリックします。  

    オプション

    説明

     

    タイトル

    プロジェクトを識別する名前。 プロジェクトの タイトル は、プロジェクトファイル名と同じではありません。 このタイトル名は、プロジェクトを最初に保存する際、デフォルトのプロジェクトファイル名として使用されますが、後でこのタイトル名を変更しても、プロジェクトファイル名は変わりません。

    説明

    調査目的や調査目標など、プロジェクトの説明。

    ファイル名

    プロジェクトのパスとファイル名。 このフィールドの内容は変更できません。

    必要なら、Windows のファイルシステムを使用してプロジェクトファイル (.nvp) を移動できます。

    インデックス言語

    テキスト検索を効率的に実行できるように、ドロップダウンリストから適切な言語を選択します。

    拡張テキスト検索は、英語以外の言語では使用できません。

    作成日

     

    プロジェクトの作成日時。

    このフィールドは NVivo が設定します。変更することはできません。

    変更日

     

    プロジェクトの変更日時。

    このフィールドは NVivo が設定します。変更することはできません。

     

  2. 属性値および関係タイプのラベルを編集するには、ラベル タブ をクリックします。  

    オプション

    説明

     

    「未割当」属性値ラベル

    「未割当」属性値に別の用語 (たとえば、「blank」、あるいは英語以外の言語で「blank」に相当する語) を使用する場合はこのフィールドに入力します。

    他の属性値で使用済みの語は使用できません。

    属性を追加するも参照してください。

    「不適用」属性値ラベル

    「不適用」属性値に別の用語 (たとえば、「irrelevant」、あるいは英語以外の言語で「irrelevant」に相当する語) を使用する場合は、このフィールドに入力します。

    他の属性値で使用済みの語は使用できません。

    「関連」関係タイプラベル

    NVivo にはデフォルトの関係タイプが用意されています。 方向なし () で関連というラベルが付いています。 このデフォルトの関係タイプの方向を変えることはできませんが、新しいラベル (たとえば、「Related」、あるいは英語以外の言語で「Related」に相当する語) を入力することは可能です。

    別の関係タイプをデフォルトとして設定するには、その関係タイプを選択し、プロジェクト メニューをクリックして、デフォルト関係タイプ オプションを選択します。

    関係についても参照してください。

    リセット

    ラベルをアプリケーションオプションで定義されている用語に戻すにはこのボタンをクリックします。

  3. プロジェクトのパスワードを設定するには、パスワード タブ をクリックします。  

    オプション

    説明

     

    書き込み可能パスワード

     

    プロジェクト内のすべてのアイテムを表示および更新するためのパスワード。

    12 文字以内の英数字を入力します。 大文字小文字は区別されず、入力した文字はアスタリスクとして表示されます。

    書き込み不可パスワード

    プロジェクトアイテムを表示することはできるが「更新することはできない」パスワード。

    12 文字以内の英数字を入力します。 大文字小文字は区別されず、入力した文字はアスタリスクとして表示されます。

    パスワードを確認

    パスワードが正しいことを確認するため、もう一度パスワードを入力します。

    パスワードヒント

    パスワードを思い出すための説明。 たとえば、「ペットの名前は ?」など。

    消去

    このボタンをクリックすると、パスワードの設定が削除されます。

  4. ユーザのイニシャルを表示または変更するには、ユーザ タブ をクリックします。  

    オプション

    説明

     

    名前

     

    表示のみのオプションです。 ユーザ名を変更または削除することはできません。

    ユーザプロフィールを変更する方法の詳細については、アプリケーションオプションを設定するを参照してください。

    イニシャル

    表示されたすべてのユーザのイニシャルを変更できます。 変更した内容は、現在開いているプロジェクトに適用されます。

  5. 選択したテキストスタイルのフォーマットを変更するには、段落スタイル タブ をクリックします。  

    オプション

    説明

     

    フォント

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストからフォントを選択します。

    お使いのコンピュータで使用可能なフォントから選択することができます。

    サイズ

    リストからスタイルを選択し、ポイントサイズを選択します。

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストから色を選択します。

    太字

    このチェックボックスをオンにすると、太字 スタイルが選択されます。

    斜体

    このチェックボックスをオンにすると、斜体スタイルが選択されます。

    下線

    このチェックボックスをオンにすると、下線 スタイルが選択されます。

    スタイルをリセット

    このボタンをクリックすると、選択したテキストスタイルがデフォルトの設定に戻ります。

    システムスタイルをリセット

    このボタンをクリックすると、すべてのテキストスタイルがデフォルトの設定に戻ります。

    新規スタイル

    このボタンをクリックすると新規スタイルを作成できます。 所定のフィールドにスタイル名を入力し、設定を選択します。

    スタイルを削除

    このボタンをクリックすると、選択したスタイルを削除できます。

     

    これらのフォーマットは「新規」ソースで使用可能になります。既存のソースには適用されません。

     

  6. モデルスタイルのフォーマットを変更したり、新規のモデルスタイルを作成するには、モデルスタイル タブ をクリックします。  

    オプション

    説明

     

    新規スタイル

    クリックすると新規スタイルが追加されます。

    削除

    クリックすると選択したスタイルが削除されます。 デフォルトのスタイルを削除することはできません。

    名前

    新規スタイルの名前を入力します。 デフォルトスタイルの名前は変更できません。

    テキスト

    これらのオプションは、モデルシェイプやコネクタ線に表示されるテキストに適用されます。

    フォント

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストからフォントを選択します。

    お使いのコンピュータで使用可能なフォントから選択することができます。

    サイズ

    スタイルを選択し、ポイントサイズを入力するか、ドロップダウンリストから選択します。

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストから色を選択します。

    太字

    スタイルを選択し、太字 チェックボックスをオンにすると、テキストが太字になります。

    斜体

    スタイルを選択し、斜字 チェックボックスをオンにすると、テキストが斜体になります。

    下線

    スタイルを選択し、下線 チェックボックスをオンにすると、テキストに下線が付きます。

    これらのオプションはシェイプの境界とコネクタに適用されます。

    スタイル

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストから線タイプを選択します。

    重み付け

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストから重み付けを選択します。 「重み付け」は線幅を意味します。

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストから色を選択します。

    塗りつぶし

    このオプションはシェイプの背景色に適用されます。

    スタイルを選択し、ドロップダウンリストから色を選択します。

    スタイルをリセット

    このボタンをクリックすると、デフォルトのフォーマットが NVivo の出荷時設定に戻ります。 このボタンはデフォルトスタイルに対してのみ使用できます。

    スタイルを追加または編集した場合、変更内容は「新規の」シェイプおよびコネクタで使用可能になります。既存のシェイプおよびコネクタには適用されません。 モデルスタイルの設定については、モデルスタイルを設定するを参照してください。

     

  7. メディアファイルの設定を変更したりトランスクリプトフィールドをカスタマイズするには、音声/動画 タブ をクリックします。

    オプション

    説明

     

    次のサイズ以下ならメディアをプロジェクトに埋め込む

    このチェックボックスはデフォルトでオンになっており、ファイルサイズは 20 MB に設定されています。 すなわち、インポートされるメディアファイルは、ファイルサイズが 20 MB 未満であれば、自動的にプロジェクトファイルに埋め込まれます。 埋め込むファイルの最大サイズを変更するには、キーボードから入力するか、上下矢印ボタンを使用します。

    プロジェクト内に音声または動画ファイルを埋め込まない場合は、このチェックボックスをオフにします。

    音声タブ

    新規 ボタンをクリックすると、新規のトランスクリプトプロパティが作成されます。 トランスクリプトプロパティの名前を変更するには、デフォルトで設定されている名前「新規トランスクリプトプロパティ」を上書きします。 これにより、トランスクリプトテーブルに新規の列が作成されます。 新規の列の位置を変更するには、上に移動 または 下に移動 ボタンを使用します。

    プロパティを削除するには、削除 ボタンをクリックします。

    動画タブ

    新規 ボタンをクリックすると、新規のトランスクリプトプロパティが作成されます。 トランスクリプトプロパティの名前を変更するには、デフォルトで設定されている名前「新規トランスクリプトプロパティ」を上書きします。 これにより、トランスクリプトテーブルに新規の列が作成されます。 新規の列の位置を変更するには、上に移動 または 下に移動 ボタンを使用します。

    プロパティを削除するには、削除 ボタンをクリックします。

    変更およびカスタマイズ内容は、「現在開いている」プロジェクトにのみ反映されます。

     

  8. 適用 をクリックして、そのタブで行った変更内容を保存します。

  9. プロジェクトプロパティの設定が完了したら OK をクリックします。

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